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社員が語る10の事業


NTTレゾナントの技術・プラットフォーム戦略に携わってきた富田準二(スマートナビゲーション事業部 担当部長)。gooの検索技術をベースに発展を続ける当社のテクノロジーの歴史と概要をご説明します。

日本における“検索”の先駆けとなったgooの技術


スマート
ナビゲーション事業部
担当部長 富田 準二

gooがサービスを開始したのは1997年のことです。インターネットはまだ黎明期で、gooはポータルサイトの走りともいえる存在でした。特に独自の日本語の検索エンジンは、日本初のロボット型検索エンジンを採用しており、ご利用の皆様から“検索のgoo”という評価をいただいてきました。実はNTTグループでは、“検索”技術についてはインターネット以前からお客様にサービスを提供してきました。その代表はお店などの電話番号を調べてお知らせする104の番号案内サービスです。例えばお客様から“○○駅の近くのお豆腐屋さんの電話番号”とお問い合わせいただいた場合、お客様がイメージしやすいランドマーク(駅やビルや公共施設など)と住所を紐付けるために、ランドマーク周辺の町の住所やお店の特徴などといったさまざまな背景の情報とお豆腐屋さんを関連づけます。このようにして、“○○からの近さ”を把握するなど日本語で書かれた情報の分析やデータベース化といった検索技術の基本を磨いてきました。

NTTドコモへの検索システムの提供が飛躍のきっかけに

現在、当社のビジネスフィールドはB2C向けのgooだけではなく、gooで培ってきた検索エンジンや日本語の処理技術、Webをデータベース化するクローラ技術、大規模分散システムの運用技術に加え、ビッグデータ解析、ソフトウェアの生産性向上につながるモバイルデバイスクラウドといったB2B2CやB2B向けのクラウド型サービスへの展開にも取り組んでいます。gooからの飛躍を遂げる契機となったのが、2009年のNTTドコモへのiモード検索システムの提供でした。gooに加えて非常に多くのドコモユーザー向けに大量のデータを処理し同時にサービスを提供するシステムの構築過程で、ビッグデータや大規模分散システムなどの多くのノウハウを獲得することができました。2011年には、dメニュー検索も開始し、スマートフォンのOSレベルに関する技術や知見を得ることで、スマートフォンクラウドサービス提供に繋げています。

より深く、広く、グローバルに新しい世界を広げる

我々の持つ検索関連技術が、他の自社コンテンツを提供する企業や、ビッグデータ解析技術を求める企業・大学などにおいても活用が見込まれることから、これらの技術をAPIとして、「gooラボ」にて順次公開しています。日本だけでなく海外向けにも展開し、さらなるオープンイノベーションを加速していきます。